令和6年9月4日（水），先端マテリアル研究開発協創機構と島根県産業技術センターとの交流会を30名を超える参加者を得て開催しました。
技術支援を通じて県内企業の研究開発力や技術基盤の強化を推進し，県内産業の振興への貢献を目指している島根県産業技術センターと，産学官連携による社会実装の加速をミッションとしている本機構の，互いの取り組みへの理解を深め，地域産業の振興に向けた今後の事業協力や共同研究等に繋がる良い機会となりました。

（本機構教員による研究紹介）

１．結晶品質の定量評価と材料劣化損傷予測に関する研究紹介　三浦　英生機構長
２．生産プロセスの効率化に貢献する分析装置開発に関する研究紹介　今宿　晋教授
３．量子ビーム技術を用いた機能材料の原子分解能構造解析　Jens Rüediger Stellhorn講師
４．新しい機構で発現する超伝導に関する研究紹介　石井　悠衣教授
５．新物質開拓と単結晶育成に基づいた新規磁性体の開発　植田　浩明教授
６．磁性と弾性の相互作用に着目した新材料と磁気応用の開発　藤枝　俊教授
７．電子ビーム粉末床溶融法で製造された生体医学用CoCrMoN合金の結晶粒微細化と機械的特性に対する複数逆変態処理の影響　王　昊准教授